mothercoatを思う(2)

書きたいことがありすぎて、複数の記事に分けることにしたという。

いつぞやのギガさん。撮影者:私

事前に許可を得た上で、踊りながら写真を撮っていました。

マザコの公式サイト上に掲載していただいたこともあります。

今でもmixiには全体公開でいろんなライブ写真を掲載しております。


初めて遠征したのはマザコやいろんな東京のバンドがミナミホイールに出演するから。

初めて遠征したワンマンライブがマザコでした。

北海道に初めて行ったのもマザコとtronとabout tessが

「SWAN SONG COUNCIL」という素敵なイベントの北海道版に出演するから。

(そして当時好きだったsleepy.abも出演していたから)

大阪でワンマンすると聞いたら大阪に遠征して、

マザコとRECO.が名古屋で一緒にライブすると聞いた時は、

この2バンドを絶対見たい!と思って遠征した。


ずいぶん前の話になるけれど、メンバーの入れ替わりは複雑だった。

ナイトウさんが脱退した時はとても辛かった。

はじめちゃん(ドラム)が加入して、最新のマザコがいつだってカッコいいって思った。

みょうじょうさんが脱退した時は本気で泣いた。

ギタリスト不在の状態で音を放ち続けるマザコは、

不安定で危うかったけど、強さも感じた。

はじめちゃんが脱退した時は、これからどうなるのかとても不安だった。

ソウくんとジュンくんが加入して、2人がマザコのピースに完璧に嵌っていて

とても嬉しくて二人を大好きになった。

この二人がとにかく大好きで、二人をライブで撮るのがとにかく楽しかった。

メンバーが揃ったことにより、また「ガリレオ」を演れるようになった時は

本当に嬉しくてライブ見ながら踊っていました。


その一方で、度重なるメンバーの脱退、一切演奏されなくなってしまった曲たち、

常に進化していこうとするマザコの変わりゆく姿を見て、

私は段々マザコに追いつけなくなっていきました。

マザコのライブで「音に殺されたいな」「音に殺されるのが幸せなんじゃないかな」

「マザコの音に圧倒されていたい」と思っていたはずなのに、

大好きなマザコで圧倒される感覚をつかめなくなっていました。


また、大好きなバンドがいくつも解散をしていく中で、

ライブハウスに通う機会が減っていってしまいました。


それでもマザコの情報は追いかけて、ライブ日程と仕事の予定を見ながら

何とかチャンス作って行こう!ってことばかり考えていました。


そんな時にソウくんが脱退。

ソウくん最後のライブを見に行った時に、ソウくんがいなくなる寂しさと

改めて久々に見たマザコは私を殺してくれないんじゃないかなって

冷めた自分がいた事にびっくりしました。

だけど、マザコはやっぱりいつだってカッコよかった。

だから今も大好きなんだと思う。圧倒されることと殺されることを期待し続けてる。


フクノスケさんが加入した際は、必ずどっかでライブ行こう!と誓いました。

が、フクノスケさんがギターを鳴らす姿を見られぬまま今回の脱退発表がありました。

そしてフクノスケさんと共に脱退されたのは、

ずっとマザコの一員として素敵な音を届けてくださっていたジュンペイさんでした。

ジュンペイさんがいなくなるなんて想像していなかった。

いなくなるとか絶対無いだろうって思っていました。が、そんなこと無かった。

ぽっかりと穴が開いた気分です。


ギガさんのブログとメルマガ(とっきーが書いてくださった分)を読んで、

とっきーの怪我によるライブ休止状態になっているけれど、

マザコがライブ復帰に向けて歩みを止めずにマザコなりに進んできたこと、

結果はどうであれば進んできたマザコに対して

私は「大好き」だという感情も持ってるってことがわかった。


ギガさんのブログ記事

その答えは風に吹かれ終えた。 


ぽっかり開いた穴を何とかしたら、

多分ギガさんのソロライブを見に行ける気がする。

今は脱退という結果に心の整理がついてなくて辛いけど、

3人とまだ見ぬ新しいギタリストが音を全身で表現することの楽しさで

笑顔になってくれたらそれでいいと思う。

(好きなバンドにはいつだって幸せでいて欲しい系のどうしようもない面倒なファン)

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